災害時の「安全ゾーン」①

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「地震が起こったら、家の中にいるのと外に逃げるのはどちらが安心?」

これに対して、
「外の方が危険」または、「屋内は危険だから外へ逃げて」など、
様々な意見があるのですが、どちらとも言えないのが正直なところです。

というのも、古い家は最近の建築基準で建てた家と比較すると、
建物崩壊のリスクが高いのは当然のことです。
また、1階と2階とでは、1階の方が潰れてしまうリスクは高め。

慌てて屋外に飛び出ると、地震の揺れで出入口の上の瓦や壁、
ガラスなどが崩れ落ちるなど、大ケガにつながる事態にも。

そこで重要になることは、
「家の外に出るべきか、中にいるべきか」ということよりも、
自分自身の「安全ゾーン」を確保することです。

近年の「耐震等級3」で建てられた住宅は、
警察署や消防署のような「災害対策拠点」と同等の耐震性能があります。

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